今日は、シャツの袖口である「カフス」についてお話ししたいと思います。
ちなみに、片方だけなら「カフ(Cuff)」、両袖分を合わせて「カフス(Cuffs)」と呼ぶのが正式名称です。
このカフス、大きく分けると2つのタイプがあります。
1. カフリンクスで留めるタイプ ボタンがなく、カフリンクス(金属などのカフスボタン)がないと留められないタイプです。一般的に生地を二重に折り返すため(ダブルカフス)、少し厚みが出ますが、そのぶん手元が華やかになり、おしゃれ感は抜群です。着脱に少し手間はかかりますが、フォーマルな場やここぞという時におすすめです。
2. ボタンで留めるタイプ 普段よく目にする、ボタンで留めるタイプです。実はこれにも多くの種類があります。
- ミラノカフス(ターンナップカフス): ダブルカフスのように折り返した形状ですが、ボタンで留められるタイプ。
- 円柱カフス・カーブカフス: 袖先が細くなっていたり、カットが曲線になっていたりするデザイン。
さらに機能的なものとして、ボタン留めとカフリンクスの両方が使える「コンバーチブルカフス」や、ボタンが2つ付いていて袖口のサイズ感を調整できる「アジャスタブルカフス」などもあります。
カフスはデザインだけでなく、機能性も大切です。ぜひご自身のライフスタイルや好みに合うカフスを選んでみてくださいね。
