6.よい縫製とは?

シャツの縫製で、よく縫製が良いとか悪いとか言いますが、良い縫製、悪い縫製とはつまりなんでしょうか?
様々な要素はあり、一概には言えない部分はありますが、まず見た目がきれいで、ほつれにくい、という感じでしょうか?
さらには型崩れしにくいというのもあるかと思います。
それと、ここは両方に分かれますが、手が込んでいる仕様と、極力シンプルに仕上げた仕様、この二つが価値観として分かれます。

あとは、出来る限り、シャツの厚みが一定というのもよい縫製の特徴です。

良い縫製と言うのは、基本的には、本縫い仕様と言う、普通のミシンだけで縫われている仕様をさすことが多いです。
こういった縫製の仕方はほつれにくく、見栄えも綺麗で扱いもしやすくのが特徴です。

では安い縫製とはどんな方製でしょうか?
これは主にロックミシンと言われるほつれ防止の縫い方をしたシャツになります。

これは縫うのが楽で、すぐに縫えるものだから、その分ほつれやすく、見た目にも重厚感がない。
またアイロンやお洗濯などで擦れて破れやすい縫い方になるかと思います。