ポケットについて

今回はポケットについてお話しします。
ポケットは胸につきますが基本的に左胸につけるのが一般的です。
既製品等の場合、ほぼ100%左胸についています。
これは右利きが多いということもあり、使いやすいように左胸についていますが、それがポケットに対する認知につながったものと考えられます。
片方のポケットの場合、右利き左利きに限らず左胸についているのが視覚的なバランスと申しますか慣習になっております。
右につけてもいいのでしょうか?
私個人の意見からしますともちろんありだと思います。
ただ、残念なことに社会的慣習があり、それをどう思うかは私の影響力の及ぶところではありませんので、一応お勧めはしません。

ポケットに関して、不思議なことに「(ポケットは)なぜ必要なのか?」とお客様に聞かれる事があります。

私は、「使うことがなければ、もちろん無しで構いません」とご返答しております。
ポケットの存在理由は、実用性以外にはありません。
ただ、シャツのポケットは入れるものがない人でも、時にふと、「あれっ、ないか、不便だな」と思うときがあります。
チケットや領収書、眼鏡などを手に余らしてしまうときです。

ですので基本的には実用性を加味するとあったほうがいいかなと思います。
ただデザインの観点からすると、無い方がおしゃれですので、無いに越したことないかと思います。
ポケットをつけない理由はおしゃれさと後はアイロンがけなどの手間の少なさでしょうか?
もう一つあるとすれば、ボールペンとかを入れないで済むのでシャツを汚すことは少ないかもしれません。

ポケットの形には一般的に丸いデザインと五角形のデザインと四角のデザインがあります。
シャツのデザインは法則があって丸いデザインはそのまま丸い人柄につながりそのきる方のイメージを優しいイメージに繋げます。
四角やとんがったデザインは、そのままシャープなイメージにつながり一般的には丸はカジュアル、五角形はビジネスといった感じにつながりやすいです。
なぜポケットの下の部分が丸かったり角を落としたりしているかというと、角にゴミがたまらないようにです。

いかがでしょうか?