用途の方向が大方決まれば、次はその用途に合う生地やデザインなどを決めていきます。
まずは何と言っても生地の選択です。その中でも重要なのが、柄と季節感です。
生地の柄には、大きく分けて、5種類あります。
1.無地(柄のない、平織の生地です。)
2.織柄の無地(織柄の入った無地の生地です。)
3.ストライプ(縦縞の生地です。)
4.チェック(格子柄の生地です。)
5.プリント(プリント柄の生地です。)
柄だけの観点で簡単に申しますと、番号が上にいけばよりフォーマルに、下に行けばよりカジュアルになります。
慶事の場合、主賓の方次第で、何でも可と理解していただいてまずは大丈夫と存じます。
「ただ、これはどうなんだろう?」とご自身で感じた時には、ワンランクは上にあげるべきだと私は思います。
弔事の場合には、1.の無地のみでお考えください。
ただ2.の織柄につきましては、柄の種類や細かさで、大丈夫なことも多々ございます。